princeton.log

Princeton 大学の Department of Computer Science に一年留学する日本人が、学んだことや感じたことを綴ります。

シアトル

Merry Christmas!! みなさんいかがお過ごしですか?僕は聖なる夜をニュージャージーへ帰る飛行機の上で過ごすつもりです。(この日が一番安かったんだ・・・)
今日はせっかくなので、シアトルで訪問した場所をいくつかピックアップしたいと思います。

Pike Place Market

最初に紹介するのは、Pike Place Marketです。1907年から運営されている全米で最も歴史ある市場の一つだそうです。*1
訪れた日は土曜日だったので、人でごった返していました。 f:id:liwii:20191225055916j:plain f:id:liwii:20191225055937j:plain 市場自体は海に面しているので、海産物が主に取り扱われているのかと思っていたのですが、意外と花なども多く売られていて、見ているだけで楽しかったです。 f:id:liwii:20191225055926j:plain f:id:liwii:20191225055930j:plain 市場から一歩外に出ると、このように海が見えました。いい眺めでした。 f:id:liwii:20191225060712j:plain

First Starbucks

Pike Place Market の横の道路には、世界で初めてのスターバックス・コーヒーの店舗があります。
f:id:liwii:20191225055935j:plainf:id:liwii:20191225055927j:plain これだけ小さなコーヒーショップが今では世界に広がる巨大チェーンになったと考えると夢がありますね。ご覧の通りものすごく混んでいたので、僕たちはコーヒーは頼まずに中をぐるっと見て出てきました。味は一緒だと思うけど、どうなんだろう・・・

Gum Wall

これもPike Place Market の横にある観光名所です。
f:id:liwii:20191225055943j:plain 一見ただのカラフルな壁に見えますが、その名の通り壁を彩っているのは訪れた人々が実際に噛んだガムです。初めに聞いた時は「うえー汚い」というのが感想だったんですが、いざ目の前にすると乾燥しているためかそこまで汚い印象はありませんでした。絶対に触りたくはないですが。 f:id:liwii:20191225060623j:plain 自分の名前を作ったり、名刺をガムと一緒に貼り付けたりしている人が印象的ですね。実際に連絡が来たりするんでしょうか。

Woodland Park Zoo

僕が泊まらせてもらっていた叔父さんの家の近くにある動物園です。日曜日に訪れたんですが、そこまで混んでいなくてゆっくり動物を見ることができました。(ご想像の通り、他のお客さんのほとんどは小さいお客さんを連れたご家族だったのでちょっと場違いな感じはありましたが・・・)
ここでは、印象に残った動物をいくつか紹介しようと思います。

オランウータン

f:id:liwii:20191225060057j:plain しばらく展示の中を探してもいなかったので下を向いてみたら寝てました。疲れてそうだな・・・

マレーグマ

f:id:liwii:20191225060124j:plain この黒いモコモコは熊です。わかりにくいかもしれませんが、こちらに背中を向けて丸まっています。しばらくこの状態をキープしていたので、何の生物か判定するのに結構時間がかかりました。

ミーアキャット

f:id:liwii:20191225060004j:plain ミーアキャットってこんなにずんぐりした体型でしたっけ?僕の記憶だともうちょっとスラッとしたフォルムだった気がします。動物園でいいものを食べて太ってしまったのかもしれませんね。まあ可愛いのでよしとしましょう。

キリン

f:id:liwii:20191225060003j:plain 僕は大きくなってから、動物園でキリンを見るのが楽しみになりました。子供の時って周りのもの全てが大きいのでキリンの大きさについて実感がわからないんですが、自分はこれ以上大きくならないと知ってからキリンを見るとこれだけ大きい生き物が存在することのすごさをより実感できます。シアトルのキリンも期待を裏切らない大きさでよかったです。

水鳥

展示されていた水鳥がだいぶ人に慣れていたので、横にあった25¢の餌を買って手から食べてもらおうと思ったのですが見事に無視されてしまいました。悲しい・・・

リス

例によってシアトルにもリスがいっぱいいます。彼らは別に展示されている訳ではないのですが、心なしか大学で見るリスより生き生きしているように見えました。 f:id:liwii:20191225060053j:plain お母さんのいない隙を見計らってベビーカーによじ登るリス f:id:liwii:20191225060102j:plain ゴミ箱からプレッツエルを盗み食いするリス

University of Washington

ワシントン州最大の公立大学です。コンピューターサイエンスにもかなり強く、聞くところによるとMicrosoftの社員で最も多いのはここの卒業生だとか。ちなみに、"Washington State University" や "Washington University" とよく混同されるので注意が必要です。
f:id:liwii:20191225060138j:plainf:id:liwii:20191225060137j:plainf:id:liwii:20191225060121j:plainf:id:liwii:20191225060125j:plain キャンパスはとても広く、建物も綺麗なものが多かったので印象は非常によかったです。ただ、冬休み中の日曜日に訪れてしまったので、建物はほとんど空いておらず、中を歩いている人も観光客がほとんどのように見受けられました。残念。もしまた来られる機会があったら、建物の中や学生の雰囲気ものぞいてみたいですね。

Amazon Go

f:id:liwii:20191225060213j:plain レジなしで買い物ができる噂のコンビニ、Amazon Go にも行ってきました! f:id:liwii:20191225060231j:plain 中にはこのように入退場のゲートがあります。あらかじめAmazon Go アプリをダウンロードして、クレジットカードなどの設定を済ませてから、アプリで表示されるこのようなバーコードを入場ゲートにスキャンすることで中に入ることができます。 f:id:liwii:20191225060343j:plain あとは棚に並んでいる好きなものをとって再び退場ゲートをくぐると(あまりお腹が空いていなかったので買ったのはグミ一袋だけです)、 f:id:liwii:20191225060220j:plain f:id:liwii:20191225060229j:plain このようにクレジットカードから自動的に料金が引き落とされてメールが来ます。 f:id:liwii:20191225060348j:plain 商品を手に持ってそのまま店から出てこられるのは確かに不思議な感覚で、Amazonの技術力のすごさを感じた気がします。一方で、お客さんへの説明は商品の陳列をする店員さんが複数人いたり、入退場の時はちゃんとゲートを通らなくてはいけなかったりするので、「夢の無人コンビニ!」という印象にはあと一歩及ばない感じがしました。5年、10年後にどこまで進化していくのかが楽しみですね。

その他

全体的に街に面白い建造物・オブジェなどが多く、街を歩いて楽しかったです。いくつか写真を載せます。 f:id:liwii:20191225060258j:plainf:id:liwii:20191225060256j:plainf:id:liwii:20191225060236j:plainf:id:liwii:20191225060210j:plainf:id:liwii:20191225060201j:plainf:id:liwii:20191225060150j:plainf:id:liwii:20191225060147j:plain

と、いう訳でシアトル観光でした。結構雨が降る日が多かったので、滞在日数の割に巡れた場所は少なかったのですが、それなりに楽しめたかなと思います。
これが2019年最後の投稿です。来週は、冬休み中のキャンパスの様子について書けるといいなと思っています。それではみなさん、良いお年を!